自分の親を老人ホームに入居させようと考えた時、
どのように選べば良いか不安に思う方は多いのではないでしょうか。
初めてのことで見極め方が分からないという方のために、老人ホーム選びのコツや注意点をご紹介します。
まずは入居する老人ホームの種類を決めよう
老人ホームには、特別養護老人ホーム以外に介護付き有料老人ホーム、住宅型有料老人ホームなど様々な種類があることはご存知でしょうか。
バリアフリー構造の高齢者向け住宅が特徴のサービス付き高齢者向け住宅や9名以上の認知症の方が生活するグループホームなどもあります。
入居希望者の介護度や体調、性格などに合わせて老人ホームの種類を決めてください。
希望する条件を考える
入居する老人ホームのタイプが固まったら、そのタイプの中でどの老人ホームに入居するのか決めていきます。
施設の立地条件やサービス内容、医療体制などの情報を得てどのタイプの老人ホームが良いか検討してみてください。
見学や体験入居をしてみよう
老人ホーム選びを短期間で確定するのは、非常に難しいものです。
最近はインターネットやパンフレットなどで老人ホームの特徴や施設、サービス内容などの情報を知ることができますが実際に入居してみないと分からない要素もたくさんあります。
入居する老人ホームの目星がついたら、実際に老人ホームに出向き見学または入居体験をしてみましょう。
老人ホームは自宅での生活と違い、不自由に感じてしまう部分も出てきます。
居室や食堂、入居者の状況や人間関係、介護スタッフの対応や雰囲気など実際に訪れてみなければわからないこともあるでしょう。
老人ホーム選びに不安がある方はプロに相談!
大切な家族に介護や老人ホームの入居が必要になると困惑することも多いでしょう。
特に認知症など長期的な介護が必要になる場合は、お互いに無理をしないことが大切です。
不安なことやどのような老人ホームが合っているか自分たちで決められない場合は、介護支援専門員など介護のプロに相談してみるという方法もあります。
老人ホーム選びのポイントは、入居希望者が絶対に譲れないポイントを明らかにし、その条件をクリアできる老人ホーム選びをすることも重要なポイントです。
入居の目的や10年、20年と暮らしていく環境として相応しいかどうかも考えてみてください。
自宅から近い、費用が安いといった表面的な部分で選ぶのではなく、見学や体験入居を通して肌で感じて確かめてみるようにしましょう。