転倒や病気の影響で、突然寝たきりになってしまったり、介護を必要とするケースもあります。
そんな時、早めに老人ホームへの入居を検討する場合もあるでしょう。
しかし、すぐに老人ホームへ入居させることはできるのでしょうか?
今回は老人ホームへ即入居できるのかどうか、解説していきます。
明日入居することは可能?
今日老人ホームに問い合わせをした場合、明日にでも入居することは可能なのでしょうか?
結論から言えば、今日連絡して明日入居というのはかなり難しいと言えます。
ほとんどの施設では最低でも1~2週間の準備は必要です。
老人ホームに入居するということは、空室があることがもちろんのこと、
対応できる介護職員が用意できるか、食事を1食分すぐに増やすことができるかなど、
様々な確認が必要となってきます。
そのため、実際にすぐ入居することは難しいと言えるのです。
早めに入居できることもある
基本的には最低でも1~2週間の準備期間を要しますが、場合によっては即入居できることもあります。
どういったケースで即入居ができるようになるのでしょう?
体験入居やショートステイを活用
老人ホームでは体験入居やショートステイを活用することで、
短期間ではありますが入居することが可能となります。
体験入居は老人ホームで決められている料金を支払うことで入居することができます。
長くても1週間程度となるので気を付けましょう。
ショートステイの場合は1泊8000円~1万5000円程度で利用することができます。
期間は1泊2日から1ヶ月にかけて入居することができるので、
ショートステイを活用しつつ老人ホームを探すという手もあります。
入居一時金のゼロ円プランを活用する
老人ホームに入居する場合、入居一時金が必要となるケースが多いです。
入居一時金の場合、数百万円から高いところだと1億円以上かかるケースもあります。
そのため、突如介護が必要となってしまい早めの入居を検討している場合でも、
資金準備が難しいということもあるでしょう。
そんな時は、老人ホームで用意されているゼロ円プランを活用してみてください。
ゼロ円プランの場合、入居一時金を支払わずに入居することができます。
このプランでは入居一時金を支払わない代わりに月額費が高く設定されているので、あまり長期的な利用には向いていませんが、
例えば特別養護老人ホームに空きが出るまでのつなぎとして利用したい方や、
退院後すぐに入居したいという方には便利なプランだと言えるでしょう。
基本的に即入居することは難しいですが、
上記の方法で次の老人ホームを探す期間に活用することは可能です。
在宅での介護が難しいという方は、ぜひ活用してみてください。