老人ホームなどの介護施設では、入居者の過ごし方を充実したものにするために、

独自のイベントやレクリエーションを行っているところもあります。
それぞれの施設によって行うことは違ってきますが、基本的な日中の過ごし方についてご紹介していきましょう。

1日の生活の流れ

基本的には上記のような流れで1日のスケジュールができています。
老人ホームでは、午前中の自由時間に集団体操やお散歩などで体を動かしたり、

昼食までの間に入浴を済ませる日もあります。
集団体操ではラジオ体操や理学療法士による健康体操など施設によって内容も異なりますが、

体を動かすことで介護予防や機能の回復ができるだけでなく、

元気に1日を過ごすためにも必要だと考えられています。
また食事の前に、口腔体操として口の周りの筋肉をほぐして刺激を与える体操を行うところもあります。
午後の自由時間では、スタッフとのレクリエーションやサークル活動などを行い、

それぞれが決めたことなどに集中する時間を過ごすことができます。

レクリエーションやサークル活動の目的は？

老人ホームでのレクリエーションやサークル活動には、どのような目的があるのでしょうか？
老人ホームの入居者全員で行うレクリエーションでは、ゲームなどを入居者とスタッフで行いますが、

これによって集団で楽しめるゲームのルールを覚えたり、

スタッフや入居者同士の信頼関係やつながりを強くすることができます。
またサークル活動では趣味を生かしたものにしたり、入居者とのおしゃべりや交流を深めるために行っています。
カラオケや書道、手芸やペタンクなど施設によって活動は異なってきます。
毎日レクリエーションを行うところはあまりなく、サークル活動と交互に行うところが多くなっています。

入居者の面会は？

1日の流れの中で老人ホームの入居者に面会したい場合には、

どの時間に面会に訪れるのが良いのでしょうか？
老人ホームでの1日は、どの時間も忙しく過ごしているように感じますが、

現在は24時間どの時間に面会に訪れても良い施設も増えてきています。
病院などでは面会時間に制限がありますが老人ホームは施設であるため、

制限を設けていないところも多くなっており、自由な時間に面会できるのも老人ホームの良いところでしょう。
仕事帰りに立ち寄ることもでき、場合によっては外出も自由にできる老人ホームもあります。

老人ホームでは、このようなスケジュールの中で生活していきます。
1日の流れは施設ごとに異なりますし、

同じ施設に入居されている方でも一人ひとり時間の過ごし方は異なります。
充実した時間を送ることができるのかどうか、施設選びの際にチェックしてみると良いでしょう。