高齢化社会が徐々に進んでいったことにより、老人ホームの施設自体の不足もみられます。
老人ホームの空きはどうやって探すべきなのでしょうか?
老人ホームって空きはあるの?
新聞やテレビなどのメディアでは、高齢者が入居できる介護施設の不足や職員の不足を話題に取り上げることもあり、そんなに老人ホームの空きがないのか?と感じることもあるでしょう。
実際に高齢者が入居できる介護施設の空きはあるのでしょうか?
老人ホームと一口に言っても、高齢者が入居できる施設には様々なタイプがあります。
これらは介護保険施設と呼ばれていて、費用が安くなるため入居希望者も多くなっていますが、入居については介護レベルなど一定の条件を満たしていないと入居を希望していたり、空きがあったとしても入居することができません。
また認知症がある場合だと施設によっては入居できない可能性も出てきます。
そのため、これらの施設に空きがあったとしても条件によって入居できないことや、地域によっては空きがないため入居できないなどもあり、全てが希望通りに入居できるとは言い難いのが今の現状となります。
特に空きがないのは?
老人ホームの空きがないと言っている場合、そのほとんどが特別養護老人ホームのことを指しています。
この特別養護老人ホームは原則として要介護レベル3以上で入居可能な施設で、入居一時金なども不要となっているだけでなく毎月必要となる費用も数万円程度から10万円程度と他の老人ホームに比べると格安です。
また重度の要介護者の方が入居しやすくなり、認知症の方でも受け入れることができます。
特に寝たきりで24時間自宅介護が難しい状態であっても特別養護老人ホームであれば入居できるため、空きを待つという方も多くなっているのです。
全国的に特別養護老人ホームが少なくまた入居希望者も多いことから入居できる割合も少なくなっているため、老人ホームの空きが少ないと感じる方もいるでしょう。
このような老人ホームの空きが気になるという方は、まず自治体に相談して今の状態で入居できる施設があるのか、他の地域の状態はどうなっているのかを確認してみましょう。
また現状入居できる施設があるのかも合わせて確認すると良いでしょう。
今後、施設によっては空きの状態も変わってくるため、こまめに確認することをおすすめします。