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沼津のご当地食材!①(沼津ひもの)

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アジの開きの生産量が日本一を誇る沼津市は海に面した環境を活かし、昔から干物の生産が盛んでした。
沼津市の名産といえば干物・アジの開きと言われるほどですが、なぜここまで産業が発展したのでしょうか?
今回は沼津市のご当地食材、アジの開きとその歴史についてご紹介します。

「沼津ひもの」は商標登録されている

アジの開きをはじめ、日本一の干物の生産量を誇る沼津市ですが、量とともに品質の向上を目指し「沼津ひもの」を商標登録しています。
生産量が多いと聞くとオートメーション化された工場ですべての工程を機械がこなしていると想像する人もいるかもしれませんが、沼津ひものは熟練の職人たちが1枚ずつ手作業で仕上げています。
沼津市を流れる柿田川の湧き水を利用し、沼津市の冬に吹く「ならい風」に似せた冷風で乾燥させ、急速冷凍することでうまみを閉じ込めています。
こうした工夫や努力の結果、徐々に信頼と実績を重ね、全国で水揚げされた上質なアジが沼津市に集まるようになり、干物の生産量日本一となったのです。

沼津市の干物の歴史

今では干物産業が盛んな沼津市ですが、少し前までは自給自足の域を出ない程度の生産量しかなかったようです。
干物作り自体は江戸時代にはすでに行われており、売れ残った魚をひらいて食べていたとされています。
商品として加工され始めたのは大正に入ってからで、干物で生計を立てるというよりは副業のような扱いだったようです。
昭和20年ころから本格的に干物の生産が行われるようになり、沼津市の干物はブランドとして少しずつ浸透していきます。
当時、生鮮食品の流通は難しく、鮮度と品質を保つためには限られた範囲でしか販売できませんでしたが、冷凍技術や加工技術を向上させ、運送範囲を少しずつ広げていったのです。
1枚ずつ丁寧な手作業で加工される干物を最新技術で保存、全国各地へ運送される沼津市の干物は受け継がれる伝統と近代技術が上手く融合して発展を遂げました。

地域に根付いた干物文化

沼津市では産業としてだけではなく、食文化としても干物が地域に根付いています。
一般家庭で食卓に上がるのはもちろん、アジの開きを素揚げにした「カリアゲひもの」が学校給食で出さており、子ども達にも人気のメニューです。
また、沼津市にある伊豆・三津シーパラダイスではアジになりきり漁獲から食卓に上がるまでを体験できるキッズコーナー「みとしーあじっこパラダイス」がオープンするなど、食文化を学べる環境を整えています。

今回は沼津市のご当地食材、アジの開きとその歴史についてご紹介しました。
日本一の品質と生産量を誇る沼津市のアジの開きをぜひご賞味ください。

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