自宅での日常生活が難しくなった時に老人ホームを利用する方が多いですが、老人ホームでの掃除や洗濯はどのように行われているのが気になる方もいらっしゃるかと思います。
今回は、老人ホームで掃除や洗濯をしてもらえるのかについてご紹介しましょう。
老人ホームでは日常生活の介助をしてくれる
老人ホームによって受けられるサービスは様々ですが、多くの施設では日常生活に必要な介助を行っています。
掃除や洗濯に限らず、食事・入浴・健康管理などもしてくれるため、日常生活の基本動作が思うようにできない方でも安心です。
施設内の掃除は介護スタッフが行い、目立った汚れがある時にはその場で清掃することで清潔感を保っています。
居室の掃除頻度は週に1～3回、水回りの掃除は毎日実施される場合が多く、日常で着ている衣類の洗濯も介護スタッフが行います。
自立している場合は自分ですることもできる
介護度が高く自分で身の回りのことができない場合は介護スタッフが掃除・洗濯を行いますが、自立している入居者の場合は自分で行うケースも見られます。
リビングや食事スペースなど共有で利用する場所は介護スタッフが掃除しますが、居室の中は自分で整理・掃除する人もいるのです。(※スタッフによる定期的な居室掃除もあり)
また、老人ホームによっては、入居者も利用できる洗濯機が用意されていて、自分で必要な時に洗濯するという施設もあります。
要介護度が上がるとできないことが増えていくので、できるうちにやりたいと考える方も少なくありません。
ただし、健康状態を見ながらになるので、介護スタッフと相談して無理なくできる範囲で取り組むようにしましょう。
サービスの充実度によって費用が変わる
掃除・洗濯に限りませんが、介護サービスの質や種類の豊富さによって老人ホームの費用は変わります。
外部の清掃サービスを利用していたり、掃除や洗濯の頻度が高かったりと、日頃から清潔に保たれている老人ホームは費用が高い傾向にあるでしょう。
掃除が行き届いた清潔な老人ホームでの生活は、これまでと変わらない充実した日々を送るために重要なポイントとなります。
施設の利用費用も加味して、自分に合ったサービスが受けられる施設を検討してみてはいかがでしょうか？
多くの老人ホームでは、介護スタッフが定期的に掃除や洗濯を行って身の回りの介助をしてくれます。
施設によって掃除・洗濯の頻度やルールが異なるため、直接老人ホームへ問い合わせて確認するようにしましょう。
