老人ホームではクラブ活動や様々な教室、季節ごとにレクリエーションを行っており、非常に充実した生活を送ることが可能です。
高齢化社会として老人ホームが増えてきている現在は、早期リタイヤを考えており自立しているうちから施設への入居を希望している方は増えてきています。
そこで今回は、自立しているうちから入居できる施設があるのかご紹介していきましょう。
要介護度に該当しない人でも入れる老人ホーム
老人ホームへ入居する際には、ある一定以上の年齢という条件が必要になります。
また、施設によっては要介護度の区分に応じて入れるか入れないかも変わってくるため、自立している方の入居は要介護度に該当している方よりも難しいでしょう。
しかし、要介護度に該当していない人でも入れる施設はいくつかあります。
自立者向けの有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅であれば、自立した人でも入居することは可能です。
特にサービス付き高齢者向け住宅は、自立しているが一人暮らしに不安がある方が多く入居しており、一緒に寂しさや不安を解消できる仲間ができるので、自宅で過ごすよりも充実した生活を送れるでしょう。
いつから自分に合った老人ホームを探すべきなのか?
まだ自立していて生活はできるものの、今後に不安を感じているのであれば入居を検討する方が良いでしょう。
施設への入居を考える具体的な年齢に決まりはありませんが、自分にとって良いもの・悪いものを判断できるうちに施設を選んでおくと、施設生活に不自由を感じることは少ないはずです。
多くの施設の見学にかかる時間は大体90分とされていて、1日何件もの施設を回るのであれば疲れてしまうでしょう。
また、元気があるうちに老人ホームを選んでおけば、見学の際に集中して施設の良し悪しを確かめることができますし、重要な話も聞き逃さずに済みます。
元気なうちというのは人によって大きく違ってきますが、要介護状態になりやすいと言われている75歳になる前には老人ホームの入居も考えて、施設選びを始めておきましょう。
老人ホームの多くは60歳から入居できます。
自立してはいるものの、生活に不安を感じているのであれば施設への入居を検討してみても良いでしょう。
自分にまだまだ判断力がある場合には、家族に勧められた施設に入居するのではなく、自らの考えを踏まえて施設を選んだ方が充実した生活を手に入れられるでしょう。
ぜひ、老人ホームを選ぶ際には見学を行い、じっくり検討してから選んでみてください。