老人ホームに入居後、快適な暮らしを送れるかどうかは施設内の設備も大きく関係してくるでしょう。
最近の老人ホームでは以前の施設には置かれていなかった、最新で画期的な設備が増えてきました。
今回は、老人ホームにある最新の設備についてご紹介していきます。

居室の最新設備

近年の老人ホームはどの入居者にも快適性を感じてもらうために、共同部屋ではなく個室やユニット型個室が主流になっています。
プライバシーを維持できる作りが特徴的で、居室内にベッドだけではなくトイレや洗面まで付いている場所がほとんどです。
また、一部の老人ホームではキッチンや浴室付きの居室もあるので、まるでホテルのような空間で施設生活を満喫できます。

食堂やリビングの最新設備

老人ホームの入居者が集まってご飯を食べたりレクリエーションを行う食堂では、社員食堂のような作りではなく、リビングでくつろいでるかのような空間が多くなってきました。
快適な空間を保てるように、最新の空調設備システムを取り入れているところも増えてきています。
最新の空調設備システムは自動で快適な温度に調節してくれるので、スタッフの手間も省ける優れものです。

浴室の最新設備

浴室は入居者同士が共用するものが一般的ですが、入居者一人ひとりにあった浴室を備えている施設も多くあります。
1人で入浴できる方は個浴になり、ご自宅で使用していたような浴室になります。
また、大浴場を有している老人ホームでは、個浴のように自分1人で入浴できる方が利用できます。
大浴場には天然温泉やヒノキ風呂を楽しめる施設もあります。
自分で入浴ができない方は機械浴があるので安心です。
機械浴には身体の負担を軽減するものや、寝たきりの方でも入浴できるものなど、たくさんのものがあります。
最新の浴槽設備では、入りやすさを考慮したものはもちろん、排水時間を短縮する仕組みや掃除がしやすいように排水口にも工夫をこらしているユニットバスなどが見られます。

娯楽設備

老人ホームでは、シニアライフを盛り上げるために数々の趣味活動や娯楽で満喫できるようになっています。
最新の娯楽が整っている老人ホームでは、マージャンやパチンコなどが行える場所もあります。
どちらも自宅ではできなかったようなことで楽しめて、生き甲斐を感じられることでしょう。

老人ホーム生活を満喫してもらうためには、施設の設備が満足度を大きく左右してきます。
利用する人が希望している設備を整えることで、老人ホームに入居後に後悔することは少なくなるでしょう。
ぜひ、老人ホームに入居を決める前は、見学や体験入居で設備を確認していきましょう。