気になる老人ホームを見つけたら、予約の上、施設内を見学することができます。
施設の見学をすることで、パンフレットやホームページだけでは分からなかった点に気付くことができます。
ただ、見学後は何点かのことを確認しておいた方が施設の利用に後悔が生まれにくいです。
ここでは、老人ホーム見学後に確認しておくべきことについてご紹介していきます。
インスリン療法や胃ろうを行ってくれる施設か?
糖尿病と診断された方はインスリンが必要になる場合もあるでしょう。
ただ、見学時にはインスリンを使用している現場に出会わない場合がほとんどです。
老人ホームによってはインスリン療法を行っていない場所もあるので、見学の際に疑問を感じたのであれば質問していきましょう。
また、胃ろうを必要とする場合も同じです。
施設によって受け入れを許可していない施設もあるので要確認し、見落としがないようにしていきましょう。
夜間の緊急時の対応について
老人ホームの施設見学は日中に見学しにいく人ばかりなので、夜間での対応を直接目で見ることができません。
夜間になるとスタッフの人数が減る老人ホームは多いので、そんな中でも安心して過ごせる環境下にあるのかをきちんと確認しておきましょう。
特に協力医療機関を有している施設であれば、緊急時にも素早い対応ができることを期待できるでしょう。
老人ホームの見学が終了したら口コミ確認も大事
老人ホームの見学や質問の時間を終えたら、自宅に帰って施設の検討をすることでしょう。
その場合に確認しておくべきこととして、見学した老人ホームの口コミを見ておくことが挙げられます。
見学の際にはスタッフが気さくに対応してくれるところは多いですが、実際に利用してみるとスタッフの態度が違うという施設も多くあると言われています。
口コミでは利用した人や家族の本音を見ることができる場所です。
見学時には利用したくなるようなメリットばかりを告げられていても、本当に正しいことを言っているのか保証はできませんが、口コミを確認しておくことで、信憑性を確かなものにできるので、ぜひとも口コミは確認しておいた方が良いと言えます。
老人ホームは実際に入居しなければ分からなかったことは数多くあります。
入居費用を払った後に高齢者に合ったサービスを行っていないと分かったら、無駄なお金を使ってしまうことにもなります。
そのような事態にならないためにも見学はきちんと行い、見学時には把握できなかった点を質問や口コミ検索などで把握できるように努めていきましょう。
利用者と家族どちらも後悔しないためには、老人ホーム見学後の確認が大きく運命を左右します。