【ご入居様情報】
・静岡市にお住いのH様(イニシャル)
・80代半ば・女性
・要介護1
・現在の状況:独居生活中
・持病:高血圧症・心不全・パーキンソン病etc
・ご提案施設の種類:介護付き有料老人ホーム
【ご入居事例】
担当のケアマネジャー様より「担当しているご利用者様で施設を探している方がいる。少し前までそんなに心配はしていなかったのですが、1週間ほど前から急激なADLの低下が見られはじめ、意識レベルも低下してきてしまっている。以前からKP(キーパーソン)の妹様が毎日訪問し手伝ってくれていたのですが、ここ一週間の状況ではこれ以上続けられないから施設を探してほしいとご希望いただきました。中野さんに協力してほしいです。」とご相談いただきました。
そのままケアマネジャー様に詳しいADLを確認。下肢筋力の低下+パーキンソン病をお持ちということでしたが、歩幅や補助器具の利用状況など、細かな歩行状況を確認。もともと病気もあり転びやすい状態で、毎朝KPが訪問すると本人が廊下で転んでいるという状況だったようです。
お身体の状況・認知状況から対応できそうな施設のパンフレットを準備し、ケアマネジャー様がKPと本人宅にお伺いするタイミングで同席させていただきました。
当日、ご自宅にお伺いさせていただいたとこと、ご本人様は椅子に腰かけてぐったりとしている状況。お声がけしてもあまり反応がなく、お身体の状態は全身にむくみがあり、特に足の浮腫はひどく、本人も足に力を入れられないというような状況でした。ケアマネジャー様も私も、一刻も早く受診に行った方がいいとアドバイスさせていただきましたが、翌日受診予定でお医者さんに相談しますということでしたので、そのままお話をさせていただきました。ご本人の性格や生活歴をお伺いさせていただいたところ、独身で一人暮らしが長く、自由な生活を好む方だと伺い、身体状況・ご性格ともに介護付き有料老人ホームが最適だとご説明。その中で、KPの自宅からの距離や予算、空きがありすぐ入居できる状況という条件が合う施設をご提案。翌日の受診の結果次第で、受診後ショートステイを利用しながら施設を探す・入院となった場合に退院後そのまま入居という2パターンで施設を検討しましょうと話をまとめ、後日見学に行きましょうということで解散。
今回の施設探しのポイント
・入院になる、ならないにかかわらず急ぎでの入居希望
・KPの自宅から通いやすいところ
・ご予算
・常に見守り・声掛けのできる施設
・看護師がいる安心感
・本人性格的に納得してもらえそうな施設
翌日の受診後KPから連絡があり、入院となった旨のご報告をいただきました。大きなご病気ではないということで、概ね退院まで2週間程とのこと。退院予定に合わせて入居の調整をするために、すぐに見学の手配をさせていただきKPをご案内させていただきました。非常に気に入っていただいた施設にすぐに申し込みいただきました。
施設も協力をして下さり、退院までの短い期間の中で無事入居の手配を進めてくださいました。