【ご入居者様情報】
- 藤枝市に在住のF様(以下お母様)
- 年齢・性別:90歳女性で市内のマンションにて独居
- 持病:末期ガンの疼痛コントロールにて入院
- 認知症なし
- ADL自立
- 介護認定なし
→治療は終わり、2週間以内での退院
【ご相談内容】
藤枝市立総合病院のSW様より、末期がんの疼痛コントロールにて入院中の患者様の、退院先施設を探して欲しいとご依頼いただきました。末期がんの疼痛コントロールにてのご入院ということで、医療麻薬の種類や服薬方法など医療面での細かい情報が必要でしたので、SW様と何度も何度も細かい情報交換をさせて頂きました。
KPになられる娘様が富士市にお住まいということもあり、富士市内で施設を探して欲しいとの情報を頂きましたので、施設に麻薬対応を確認。ご予算をお伺いしておりませんでしたので、価格帯はバラバラで資料を準備し、KPの娘様と面談をさせて頂きました。
※SW(ソーシャルワーカー)患者様の退院支援をする病院の相談員
※KP(キーパーソン)緊急時のご対応をしていただくご親族様
お母様の場合、認知症はなく頭のしっかりされている方でしたので、施設入居に関してはお母様の意思を重視しなければいけません。娘様とSW様にその部分を確認していただくようお願いしてあったので、初めにその結果の確認。「月に一回自宅マンションの様子を見に行きたい。介護の重い方が多い施設は嫌。自由度の高いところがいい。」と条件付きで施設入居にご同意いただきました。
また、「どれくらいの頻度でお母さまのご様子を見に行きたいのか。ご入居後のお母様とどのようにかかわっていきたいのか。痛みがさらに強く出た時の処置をどうしていきたいのか。」など、娘様の思いも確認させていただきましたが、「母の希望を叶えるのが大前提。あとは頻繁に顔を見に行きたいので、なるべく家から近いところ。」というご希望を頂きました。
当日お持ちしていた資料の中に、ちょうどお母様のご希望をかなえられ、かつ医療面でのサポートもできる施設がありましたのでご紹介。娘様のご自宅からの車で5分程度と条件もばっちり。すぐにその場で見学をご希望され、その翌々日にご案内させていただきました。
ご案内させていただいた施設は住宅型有料老人ホーム「はーとらいふ富士本市場」です。
富士の中心地にあり、天気のいい日には、北側の窓から世界遺産に登録された富士山が見えます。施設内に訪問介護・看護の両事業所がある対応力の高い施設です。
部屋の広さ・立地・周辺環境・医療体制などはもちろん、施設の雰囲気なども気に入っていただけたようで、すぐにその場で申し込みとなりました。
まだまだ新しい施設ですので、入居者様も比較的お元気な方ばかりなので、お話し相手も見つかりそうです。
ご入居後、お母様にとって安心安全で、かつ、楽しみのある豊かな生活がお送りできるようにと願っております。
静岡県中部エリア担当相談員 中野 大樹
静岡県富士市の住宅型有料老人ホーム はーとらいふ富士本市場
はーとらいふ富士本市場は24時間365日介護職員が常駐しておりますので夜間の介護対応も可能です。