なんと今年は桜も早かった(静岡は遅く4/10 駿府公園満開)のですが、我が家の藤は4/4に開花。早くないですか?
ご近所の藤棚も花房が揺れています。
磐田市の「熊野の長藤」は如何かと気になります。(今年は長藤まつり中止です)
もっとも世間には「コロナ禍」の影響が・・・・
こちらは花開いて欲しくは有りませんが!!
「介護に疲れたから施設に入れたい」とご相談を頂きました。
認知症が進行した母に疲れ、顔を見るのも嫌!
でも、父が老健に入っていてそちらに費用が掛かり、もう余裕が無い。
コロナの影響で仕事も減らされ、心もお金もパンパン・・・
介護に疲れて事件が起きる事が良く分かります。
もう少しで事件を起こしそう・・・
藁をもつかむつもりで電話しました~と。
親子とは言え、同性同士なので「年頃の娘と母親」みたいな感じが残るのでは?
「年頃の娘じゃない、いいおばさんですよ(笑)」
から、ケアマネさんに相談する事、脳神経外科などを受診してみる事、市役所に相談に行く、特養への申込確認など提案しました。
コロナの影響で休みになったりしているお陰で、そういった時間が取れて良かったですねと。
「本当ですね。通常ならそういったことをする時間が無かったけど、前向きに頑張ってみます。声も明るい方で良かった。」と言って頂きました(ほっ)。
介護疲れ⇒レスパイト入院なども有るのですが、金銭的な余裕が・・・
もし家族が認知症になったら
ポイント1
認知症の人の心の中の世界と現実の世界とが食い違っているということのようです。
本人には全く自覚が無く、心に生じる現実とのギャップを妄想的な発言で埋めようとします。
発言を否定して自尊心を傷つけないよう、いったん共感してあげて。
ポイント2
認知症だからといって何もさせないのはNG
「洗濯物を取り込む。たたむ」「靴を揃える」など何か少し手伝いをしてもらいましょう。
そして介護者の方から「ありがとう」と伝えましょう。
「ありがとう」と言っていると逆に「ありがとう」と行ってもらえる時がきます。
ポイント3
さまざまな団体が運営する「認知症カフェ」を利用してみましょう。
ただ、お茶を飲むだけでなく「認知症の人や家族が、地域の人達や専門家と相互に情報交換し、お互いを理解しあう場」でもあります。
同じ立場にある人達と会話するだけで、ストレスが軽減し、お互いの孤独感から立ち直るきっかけになるようですよ。
ポイント4
認知症になると、自分で自分を楽しませるのが難しくなり、笑うことが少なくなっていくそうです。
何も面白いことが無くても、とにかく口角を上げて笑顔で接してみて!
笑いは伝染し、相手も笑顔に。
コロナは伝染して欲しくありませんが、笑顔はいいですね!!
少しは参考になったでしょうか?
体調を悪くして入院などをすると、一気に認知症が進行したとよく伺います。
慣れない環境に対応できていないのが現実なような気がします。
予想を超えてくるのがコロナと似ています(苦笑)
最後までお読み頂きありがとうございました。
毎週水曜日、午前11時35分頃からSBSラジオ「WASABI(ワサビ)」内で「教えてしずなび介護なび」約9分位、放送中です。
ゴールデンウィーク開け位に私の番が回ってきます。(笑)よろしかったら、どうぞ!!
ご相談はお気軽に!!
しずなび介護なび 中部エリア相談員 認知症サポーター 米田 起久枝でした。