しずなび介護なびの井上です。
そういうことで早速今週は2回セミナーや勉強会を行いました。
20日火曜日は静岡市内の居宅併設の訪問リハ、訪問看護の複合事業所で行いました。
スタート時間が午後5時30分と皆それぞれ勤務を終えてからの時間で、かなりお疲れなのではと思いましたが皆さま熱心に興味深く聞いていただきました。
終わってからのフリータイムでもたくさんの質問をいただきましたが、具体的な内容やここだけの話し話題は一番ご興味があるようでした。
ただブラックな施設はとか紹介したくない施設は等の質問はさすがに困ってしまいました・・・
またどういう施設が良い施設なんですかと良く聞かれますが、これが一番難しい質問です。
何故ならその方にとって良い施設の基準がすべて変わるので、一概にここが良いとは言い切れないのです。
例えば高齢のご夫婦で奥様が施設入居を検討され、ご主人が毎日そこの施設に通いたい場合は、とにかく自宅近くもしくは通いやすい所が一番良い施設という考え方にもなります。
囲碁やマージャンの好きな方には、同じ趣味やそういう場所があるかも大事な選択肢になります。周りがそんなことくらいでと思うかもしれませんが、ご本人にとってはとっても大事な条件なのです。
今回の勉強会では事例も二つほどお伝えしましたが、通常の説明よりもこういう方がわかりやすいかもしれません。
一つは通常の食事をとらないので、病院も苦労しリハビリもカロリー不足でできず、早期退院をせかされている案件。
もう一つはがん末期でペインコントロール、吸引がある看取り前提の案件でした。
昨日23日金曜日は浜松市の地域包括支援センター主催のケアマネージャー勉強会の時間をいただきセミナーを行いました。
西部エリアでは東中部エリアに比べて、まだまだ紹介センターの数も少なくあまり認知されていないようです。
高齢者人口と認知症自立度2以上の増加、高齢者夫婦世帯や単独世帯率の上昇と、施設数増加経緯と実態及び今後の状況説明を行いました。、
また紹介センターの歴史や首都圏の状況(15年以上前は既に存在し現在250社くらい存在)、更に紹介手数料はどういう理由で発生し、具体的にいくらくらいなのかもお話ししました。そして具体的な紹介センターとしての仕事や、しずなび介護なびの特徴等もお伝えしました。
今回は高齢者向け施設の種類や特徴も説明し、最近のグループホームの実態や住宅型有料老人ホームでの注意点等の独自情報には興味を持たれていました。それにサービス付き高齢者向け住宅がなぜ増えていて、それぞれ大きな違いがあるので内容をしっかり確認することなどが大切ですとお伝えしました。
終了後には早速ケアマネージャー様から現在入院中の方の相談を受けました。
今後も施設入居のケースがあった場合は、お一人で悩まず是非ご連絡をいただければと思っています。
今回は主に介護看護関連のプロフェッショナル向けのセミナーでしたが、一般の方向けにはわかりやすく具体的にお伝えできると思います。
是非そういうご機会がありましたら是非ともご参加ください。