老人ホームへの入居を検討して様々な施設に見学に行き入居したいと思ったのであれば、
すぐに申し込みをせずに体験入居をしてみましょう。
実際に老人ホームでの入居体験ができるので施設の雰囲気を感じとれるだけではなく、
入居した際の暮らしをイメージすることができます。
今回はそんな体験入居を行う際にチェックしておくと良いポイントをご紹介していくので、
ぜひ参考にしてみてください。
老人ホームの雰囲気
老人ホームでは長期間過ごすこととなるので、雰囲気が合っていないと快適に暮らすことができません。
心地よく暮らせる施設であるか確認していきましょう。
- 活気がある老人ホームか
- 入居者同士仲良く暮らしているか
- 仲良くなれそうな入居者がいるか
- 入居者同士のトラブルがないか
- 共有スペースや自分が暮らす部屋のインテリアはどんな感じか
スタッフ
老人ホームでは様々なスタッフが仕事をしています。
相性が合わなければ快適に生活できないので、しっかりとチェックしましょう。
- スタッフだけではなく施設長の人柄はどういった感じなのか
- 入居者に合ったケアをしてくれるか
- 体調などに変化があったときの対応はどうか
- 人手不足ではないか
- 何か合ったときにコールを鳴らすとすぐに対応してくれるか
食事
食事は毎日行うので、自分に合ったものでないと満足できません。
美味しさだけではなく様々な項目をチェックしていきましょう。
- 味付けや温度はどうか
- 入居者に合った食事を提供しているか
- 献立表のチェック
- 医療食の対応はあるか
- 嫌いな食材の対応はできるか
- 食事する場所の雰囲気や席順はどうなっているか
設備
自分が生活する空間だけではなく、共有する空間のチェックも忘れずに行いましょう。
- 清掃はされているか
- 臭いはないか
- 共有スペースの広さや雰囲気はどうか
- 温度や湿度の調整はどうなっているか
- ベッドなどの設備は自由に動かせるのか
- 廊下に広さはあるか
- 防災設備は整っているか
- 家族が泊まれるスペースがあるか
- 収納スペースはあるか
周辺の環境
自立した高齢者が老人ホームを利用する場合には、周辺環境が整っていることも大切となります。
- 最寄り駅までの距離
- 交通手段
- 散歩できるようなコースがあるか
- 地域との繋がりはあるか
- 老人ホーム周辺にスーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの買い物できる施設があるか
老人ホームに体験入居する際には上記の事柄だけではなく、
自分にとって必要・不必要なことを入念にチェックすることが大切です。
体験入居中は家族も一緒に足を運ぶことで、暮らしぶりを把握することができます。
老人ホームの雰囲気を感じるためにも訪れてみると良いでしょう。