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入居者が快適に暮らせるように手厚いサポートを行ってくれる老人ホームですが、入居する際に持ち込める生活用具にはどんなものがあるのでしょうか?
ここでは、老人ホームに入居する際に持ち込めるものや、持ち込めば便利な持参品についてご紹介します。
老人ホームに必ず持ち込みたい基本的な持ち物
ほとんどの老人ホームでは、タンスやベッド、テレビ台などの基本的な家具は用意されていますが、普段の生活で着る衣服や洗面用具などは持って行く必要があります。
衣服やタオル類
老人ホームには洗濯を行ってくれるサービスがあります。
そのため、衣服やタオルは最低でも1週間分あれば良いでしょう。
また、季節によっては防寒具が必要な場合もあるため、必要に応じて上着やひざ掛けなどの持ち込みがおすすめです。
服を掛けるハンガーは老人ホームに設置されている場合がありますが、衣装ケースなどは用意されていないことがあるため、持参する衣服の量に合わせて持ち込むと良いでしょう。
洗面道具や身だしなみを整える道具
歯ブラシやひげ剃り、耳かき、爪切りなどは老人ホームに用意されていません。
入居者が普段から使用しているものを持ち込み、入居後は買い足していくと良いでしょう。
食事に関わるもの
老人ホームで食事を食べる際には、使用する食器や箸などが使いづらい場合もあります。
そんな時のことも想定して、入居者が普段から使っているものを持ち込みましょう。
その他
常備薬や置き時計、筆記用具、クッションなどを持参すると生活する上で何かと便利です。
持ち込んだが不要になりやすいもの
電子機器や家電製品
小型のテレビやラジオは聴力の弱った方には音が聞き取れません。
また、他の入居者に迷惑がられることもあるので使う機会がなくなる場合が多いです。
テレビやラジオが趣味になっている方は、イヤホンなどと一緒に持ち込むと良いでしょう。
大型家具
タンスや机などの大きな家具は、退去する際に持ち出すのが大変です。
持ち込む家具は最小限に抑え、できるだけ小さなものにすると良いでしょう。
入居時に、多くのものを持ち込むと、持ち出す手間や費用もかさみ、家族の負担がかかります。
なくても生活に困らないものや趣味のものなどは、持ち込みを諦める覚悟も必要です。
老人ホームには様々なものを持ち込める施設もあります。
しかし、持ち込めるだけ持ち込むのではなく、持参品は入居者の生活に役立ち、新しい環境でも不自由なく暮らせるようなものを選びましょう。
また、用意するものの目安は1週間分の旅行を想定して量を調整し、足りないものは入居後に持参したり買い足すように心掛けてください。