近年は高齢化社会に伴って老人ホームが増加しており、介護サービスの種類も様々であるため、どの施設を選べば良いのか悩む方も多いでしょう。
良い老人ホームかどうかを見極めるためには、いくつかの特徴に注目しながら検討する必要があります。
そこで今回は、良い老人ホームの特徴についてご紹介しましょう。
良いスタッフが集まっている
老人ホームに入居すると、介護スタッフからケアをしてもらいながら生活することになるため、スタッフの質は非常に重要です。
良い老人ホームでは、介護スタッフ全員が同じ志を持ちながら入居者一人ひとりとしっかり向き合う姿勢が見られます。
介護度の高い入居者への対応や、緊急時に医療機関との連携が取れているかどうかもポイントです。
介護スタッフでは対応できないところを、しっかりと病院に引き継ぐ体制が整っている施設は良い老人ホームと言えるでしょう。
また、夜間は少人数のスタッフで介護にあたる場合が多く、入居者一人ひとりを巡回できる体制が整っているかどうかという点も大切です。
明るく温かい雰囲気がある
レクリエーションや季節のイベントなどを実施して、入居者が楽しめる空間づくりをしているかどうかも大切なポイントです。
住み慣れた場所を離れて老人ホームで生活する場合、集団生活をしていても寂しさや孤独を感じる方もいます。
施設全体が明るくて介護スタッフの目や気配りが行き届いており、住みやすい環境であることが重要です。
ただ、楽しく賑やかな雰囲気は良いですが、介護スタッフがバタバタしていて騒がしいのは注意すべき点となります。
入居者の中には介護度の高い方や静かに過ごしたい方もいるので、賑やかだから良いというわけではないので注意しましょう。
スタッフとコミュニケーションが取りやすい
介護スタッフは医療行為をするわけではないため、直接的に入居者の痛みや苦しみを取り除くことはできません。
しかし、介護スタッフから献身的にケアをしてもらうことによって、安心して生活できたり生きる希望が湧いてきたりします。
入居者本人が必要とすることを見極める能力を持っているスタッフがいる施設は良い老人ホームと言えるでしょう。
良い老人ホームは入居者が快適で楽しい時間を過ごせるような空間づくりに力を入れており、優れた介護スタッフが揃っていることが多いです。
老人ホームを見学する時に、介護スタッフの入居者に対する振る舞い方や、緊急時・夜間の対応について詳しく聞いておくと施設選びの参考にもなるでしょう。