老人ホームではどのような1日を過ごしていくのでしょうか？
施設によって多少違いはありますが、おおむねスケジュールは決まっていることが多いので、今回はその一例を挙げてご紹介していきましょう。
大まかな老人ホームでの1日のスケジュール
多くの老人ホームでは、このようなスケジュールで1日を過ごしています。
- 7時：起床時間、身支度と朝の体操
- 8時：共有スペースや食堂などで朝食
- 9時～：順番に入浴。入浴してない間は自由時間
- 12時：共有スペースや食堂などで昼食
- 14時：レクリエーション
- 15時～：昼寝や趣味などの自由時間
- 18時：共有スペースや食堂などで夕食
- 21時：消灯、就寝時間
起床時間はだいたい6時～7時半くらいが多く、就寝時間も21時～22時というところが多いです。
その他のスケジュールも、施設ごとに1時間程度のズレがありますが、ほぼ同じようなスケジュールとなっています。
自由時間中は基本的に趣味の時間にあてても、昼寝の時間に充てても良く、この時間を活用して趣味に打ち込む人が多いようです。
また朝にラジオ体操をするという老人ホームも多く、体を朝から動かすことですっきりとした目覚めと身体機能の改善が期待できます。
入浴時間について
入浴は毎日ではなく、週に2回程度であることが多いようです。
入浴しない日は、施設によっては濡れタオルや温かいお絞りなどで体を拭いたりすることもあります。
また、個室にお風呂があり、入浴介助が不要な人は自由に入ることができるという施設もあります。
入居人数が多い場合は男女で午前・午後に分けてお風呂に入るという場合もあります。
入浴介助は時間がかかるため、急いで行うことは少ないでしょう。
たまに外出や旅行できる老人ホームもある
毎日同じような暮らし方をしていると、刺激が少ないと思うかもしれませんが、老人ホームでは散歩の時間を設けたり、外出許可を出してくれる場所も多いです。
特に外へ出ることは心身にとっても良いことで、新しい刺激を受けることでストレス解消や認知症予防に効果を発揮してくれます。
全ての老人ホームでできるわけではありませんが、定期的に施設の入居者で旅行に行くという体験をしている場所もあるので、旅行が好きな人や気分転換をしたい人におすすめです。
老人ホームは様々な特徴やサービスがありますので、自分にあった生活ができる施設を選ぶのが望ましいでしょう。
施設見学や体験入居を通じて、自分にあった老人ホームを探して入居をするようにしてください。
