老人ホームの介護スタッフのお仕事は、大変なことがたくさんありますが、その分喜びややりがいも多くあります。
老人ホームで介護の仕事をされている人たちは、何をやりがいにお仕事をしているのでしょうか?
高齢者との交流を楽しんでいる
老人ホームで暮らしている高齢者の方々は、若い世代とは違った考え方、価値観、そして豊富な経験を持っています。
そういった高齢者との交流は貴重な体験でもあるのです。
価値観が違うと打ち解けあうのは難しいという人もいますが、どんな人にも個性があり、フレンドリーな方からシャイな人まで多くの高齢者がいます。
若い人の考え方、価値観に興味のある高齢者もいます。
そういった方々と老人ホームで様々な話をしていくと、笑顔をみることができたり、興味深い話を聞けるかもしれません。
人の夢を支援することができる
老人ホームの入居者の中には、長年抱いてきた夢や今まで取り組んできた趣味、活動がある人もいます。
例えば、俳句や詩を書いている人が、老人ホームの介護職員に「コンクールのために季節の花を見てインスピレーションを得たい」と話してくれたとしましょう。
その時、介護職員は一緒に外へ散歩にいくことができますし、もし寝たきりであれば、季節の花を少し摘んできて花瓶に入れてあげることもできます。
そういった様々な手助けを通して、入居者の趣味である俳句や詩をつくるお手伝いをすることができます。
このように、老人ホームの入居者の夢を叶えることを支援することができるのです。
感謝してくれる人が多い
老人ホームでのお仕事は、基本的に入居者の介護、お世話が中心になります。
ですから、多くの人から喜ばれ、感謝される仕事でもあるのです。
中には気難しくてあまり話してくれない人もいますが、日々のお世話をし続けていると感謝をしてくれる人が多くいらっしゃいます。
辛くて大変な仕事だけれど、感謝してくれる人がいるからこそやりがいを感じて続けていられるという人もたくさんいるのです。
また感謝してくれるのは老人ホームの入居者だけでなく、家族も感謝の言葉をかけてくれる人がいます。
入居者が亡くなった際の看取りなどをした際、家族からの感謝の言葉をかけられ、これからもがんばろうと思う人も多いそうです。
介護職は大変なお仕事ですし、人手不足が叫ばれている職場でもあります。
しかし、だからこそ職場とする老人ホームをいくらでも選ぶことができますし、キャリアアップもしやすい環境でもあります。
介護職に興味が出たら、ぜひ勇気を出して働いてみましょう!