老人ホームでは多くの人が一緒に生活していますが、過ごし方は人それぞれ異なります。
一体、どんなことをして過ごしているのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
老人ホームでの過ごし方についてご紹介します。
レクリエーションを楽しむ
老人ホームでは、頭や体を使ったゲーム、趣味、外出など様々なレクリエーションが行われています。
頻度は施設ごとに異なり、毎日行われている施設もあれば、週2回や曜日毎など頻度を決めている施設もあるので、
レクリエーションを重視する場合は頻度を確認しておきましょう。
行われる時間も老人ホームによって異なりますが、大体は午後から行われることが多いです。
ボランティアや地域活動として、施設でコンサートや落語の披露、地域の子ども達との異世代交流が行われることもあります。
入浴や自由な時間も確保されている
多くの老人ホームは朝食後にテレビを見たり、入居者と雑談したり、自室で過ごすなど自由な時間が確保されます。
また、自由な時間を過ごした後は順に入浴をするケースが多いです。
入浴は週2回と決めている施設が多く、午前中に集中しますが入浴方法や性別などに応じて午後になることもあるでしょう。
入浴しない日もありますが、その場合は昼食まで自由な時間を過ごしています。
機能訓練や買い物
老人ホームで過ごす方の中には、体や脳の機能が低下している方もいます。
施設では身体機能の低下を改善や予防、遅らせるために機能訓練が行われます。
レクリエーションの一環として行われることもありますが、老人ホームの設備によっては本格的なリハビリが可能です。
他にも車を使ってスーパーなど商業施設に外出し、入居者自身に必要な物を買いに行くこともあります。
体が不自由で外出が難しい方に対しては、定期的に訪問販売が来るのでそこで欲しいものを購入できます。
身だしなみも整えてもらえる
老人ホームでの生活でも、身だしなみはしっかり整えたい方は多いです。
定期的に理容師や美容師が訪問するので、カットやパーマなどで身だしなみを整えてもらうことが可能です。
老人ホームの中には理美容室が併用されており、そのような施設なら好きな時に身だしなみを整えてもらうことができます。
このように、老人ホームでは様々な過ごし方があります。
入居者同士の交流を楽しむ人もいれば、自室や趣味を楽しめる部屋で自由気ままに過ごしている方も多いです。
集団生活なので基本的なルールは守る必要はありますが、入居者の意思を尊重した生活ができるので、不自由さは感じられないようになっています。