しずなび介護なび井上です。
本日は敬老の日です。
私事ですが、義母も昨日15日に90歳になりお祝いしました・・・しかし
既にTV等で報道されていますが100歳以上の高齢者は全国で7万人を超え、県内でも2105人(9月15日現在)そのうち女性が87%らしいです。
老人福祉法により100歳長寿を迎えられた方は、内閣総理大臣からの表彰状と記念品がいただけますが、30年前は全国でたったの153人だったようです。
人生100年時代の到来ですが、高齢社会での様々なコストは否応なく増えていきそうです。
表題の数字も先日厚生労働省で発表されたものです。
介護保険第一号被保険者3488万人
要介護(要支援含む)認定者641万人 (75歳未満74万人)
うち要介護1が20% 要介護2が17.5%
65歳以上3488万人のうち18%の人が要支援1以上です。
そして要介護認定者の約40%の方が要介護1,2となっています。
介護保険サービスを何かしら利用されている方は553万人。
その保険給付費が10兆2188億円なのです。(利用者負担分を引いても9兆4443億円)
10兆円と言えば世界30位の国家予算と同じくらいです。
この15年くらいで2倍になりました。
(平成29年度介護保険事業状況報告)
そして、これからしばらくの間は増え続けていく予定なのです。
消費税率は来月より10%となりしばらくは上がらないとすると、次回の介護保険改定ではなんらかのシステム変更や自己負担分が増えそうな予感です。
しかし介護保険サービスを担うのは人なのですよね・・・
因みに「敬老の日」は祝日法で9月の第3月曜日
「老人の日」は老人福祉法で9月15日 9月15日から1週間は老人週間と言いまして老人の福祉に対する関心と理解を深める目的の期間だそうです。