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少子高齢化の影響もあり、日本では様々な種類の老人ホームが増えてきました。
老人ホームにはそれぞれ入居条件や月額利用料、サービスなどが異なるので入居を検討する際に老人ホームにはどのような特徴があるのかを確認しておきましょう。
ここでは、介護付き有料老人ホームのメリット・デメリットについてご紹介します。
介護付き有料老人ホームのメリットは?
まず最初に、介護付き有料老人ホームに入居するメリットを見ていきましょう。
介護サービスを24時間体制で受けることができる介護付き有料老人ホームは介護スタッフが24時間常駐しているため、夜間急に体調が悪くなった場合でも対応してもらうことができます。
中には看護師が常駐している老人ホームもあるので、そういった施設を選べば安心した入居生活を送ることができるでしょう。
介護状態が重度でも利用できる場合が多い
介護付き有料老人ホームは、基本的に終身利用となっています。
要支援1から要介護5までと非常に幅広い対象で入居できるので、重度の認知症や要介護者の方でも受け入れてくれる場合が多いでしょう。
介護付き有料老人ホームのデメリットは?
次に、介護付き有料老人ホームのデメリットについて見ていきましょう。
老人ホーム選びに時間がかかる
介護付き有料老人ホームは、全国に2,000ヶ所以上に及んでいます。
それぞれ提供しているサービスや施設は、各老人ホームによて異なるため入居希望者にとってベストな施設選びをするのに時間がかかるでしょう。
費用が高額になる可能性がある
介護付き有料老人ホームは、介護サービスだけでなく様々なサービスが用意されているため、入居費用が高額になるケースが多いです。
最近は、入居一時金を無料にしている老人ホームもありますが、予算に合った施設を探すようにしてください。
介護度が低い入居者は生活面で制限される部分が大きい
介護付き有料老人ホームは、重度な要介護者が入居していることもあるので、制限が多い暮らしになることがあります。
介護度が低い方は住宅型有料老人ホームの方が好きな介護サービスを選択したり自由な生活を送ることができるでしょう。
介護付き有料老人ホームは、サービスの内容が幅広く要介護度が重度でも入居できるので非常に人気があります。
しかし、メリットもあればデメリットもあるのでいくつか老人ホームの候補がある場合は、それぞれの施設の特徴を比較した上で検討してみてください。