老人ホームでは自宅とは異なり、多くの高齢者が入居している場所になります。
そのため、様々なトラブルが発生し悩みを抱える人も多く、入居生活に嫌悪感を抱くこともあります。
今回は、老人ホームで起きてしまうトラブルの例をご紹介していきます。
トラブルを知って、大きな事態にならないような施設選びを行いましょう。
老人ホーム側から退去を迫られた
老人ホームは主に介護サービスを提供している場所です。
そのため、介護の必要性がなければ退去をお願いされることもあります。
特に長期入院が必要となった高齢者となると、老人ホームは病院ではないため施設側から退去を迫られることもあるのです。
入居待ちの人数が多い施設ではこのようなケースになることが多く、医療ケア体制が整っておらずきちんとしたケアが施設内でできない時に、施設側もこのような対応を取らざるを得なくなってしまいます。
上記のようなトラブルを招かないためにも、施設の退去条件や契約内容をよく確認しておきましょう。
過剰なサービスで料金を多く請求される
老人ホームは手厚いサービスである方が信頼度は高くなりますが、その人に合ったサービスでなくてはなりません。
中には、過剰にサービスを行い費用を多く請求してくる老人ホームもあります。
作業効率や収益性を追求するために老人ホーム側は必要ないと分かっていても、過剰なサービスが行われている施設は実は多いとされているのです。
施設にはケアプランの変更をお願いできるので、必要ではないと感じたら施設やケアマネジャーと相談していきましょう。
入居者同士のトラブル
人が集まる老人ホームでは人間関係のトラブルが多く起きてしまいます。
それはどんな施設であろうとも起こり得ることであり、事前に見学をしてトラブルが起きていないかどうか確認することは難しいでしょう。
万が一、自分の家族が人間関係のトラブルの対象人物となったことを知った場合は、信頼できるスタッフに相談してください。
早めに相談することで、仲裁に入りやすく大事に至る前に問題を解決していけます。
トラブルで本人の心身状態の悪化が酷く感じられたら、転居する必要性も出てくるでしょう。
老人ホームには設備やサービス、人間関係といった様々なトラブルが起きてしまいます。
トラブルを最小限に食い止めるには施設側のスタッフとの綿密な相談が重要になってきます。
住み心地が良く安心して預けられる生活にするためにも、今回ご紹介したトラブルを参考にしつつ、施設選びに活かしてみてください。