【相談者様情報】
- 73歳男性 / 要支援2→認定更新せず自立 短距離なら杖無し歩行可
- ご要望:静岡市内、食事付き、外出可能で安価なところ
- ご提案施設の種類:ケアハウス
【相談内容】
ご本人様から直接ご連絡をいただきました。
現在、静岡市内の賃貸アパートにお住いのご本人様が「食事の支度(買物~準備・片付け)が大変になってきたので、自立で入れる施設を見学したい」とご相談がありました。
問合せ時に市内の介護付き有料老人ホームを見学指定されていたので、最初にお伺いした情報から推測してケアハウスの資料も用意して、ご本人希望の介護付き有料老人ホームの見学同行をしました。
介護付き有料老人ホームは、今回の相談者様の状況に合っていないので、見学施設は面談で事前にご説明させて頂きたいと受付時にお伝えしておりました。
ただ、ご自身の希望施設は「どうしても見学したい、同行してくれれば良い」と受容れて頂けなかったので、他施設と比較する意味で見学をお付合い致しました。
まずは、介護付き有料老人ホームの相談員から説明をしますが、案の定、自身の想い(外出、金銭管理、車の運転、他利用者とのコミュニケーション面)とだいぶ違うようでした。
一通りの見学後に「どうでした?」と伺うと「アパートも契約したばかりで解約は違約金が掛かって勿体ない、次の更新まで2年近くあるからゆっくりで良いよ」と諦めた様な印象で終了しました。
そんな中、持参したケアハウスの資料をお見せしたところ、途端に興味を抱いた様で「是非、すぐ見学の調整をして欲しい」とのお申し出でした。
そしてケアハウスの見学・・・
居室には簡単なキッチン、トイレ、ベランダなど賃貸アパートと変わらない仕様。
食堂や廊下の広さもゆったりとしている点などは、その場で気に入って頂き、食事面や外出、費用面、車の運転等々、希望条件にも沿っているので「すぐにでも入居したい」と。
ただ、空き状況でも直ぐには入れません。
この施設は事前の体験入居を経て入居手続きへ進む施設なので、日程も含めてその後の調整は施設側にその場でお願いしました。
その際、施設近くに親族がいる事、自然の多い場所だった事も短期的決断の要因となった様で「この施設は僕の希望にぴったりだ!ありがとう」と感謝の言葉を頂きました。
正直、気掛かりだったアパートの違約金も「大した問題じゃないから全然損しても良い」とのこと。
「急いでないって言ってましたよね?」と言うと「今日の施設を実際に見て考えが変わった」と、前回の見学と違いうれしそうでした。
相談の中には、面談せずに見学優先を希望される方も時々ありますが、表面上の情報だけでなく、相談者様の状況(ADL・QOL)、施設の雰囲気や現在の受容れ態勢の確認なども含め、事前に情報・状況を精査して、我々は施設提案をおこなっています。
日々、施設と情報共有している我々の提案する中で見学先を絞って頂く方が空き状況の見通しなど、様々なタイミングを逃す事も少なくなると思います。
自立の方、要支援の方の入居でお困りの方もしずなび介護なび(☎0120-651-816)まで!
しずなび介護なび 中部エリア相談員 山本