静岡県の東部にある沼津市は海産物が豊富でキンメダイやアジなどの産地として有名です。
海産物を使った料理が数多く立ち並んでおり、その中でも沼津港のかき揚げはインパクト抜群です。
今回は沼津港や沼津市のかき揚げについて説明します。
沼津港のかき揚げ
てんぷらの「かき揚げ」というと一般的には玉ねぎやニンジン、桜エビなどを混ぜ合わせた丸い揚げ物を想像すると思います。
具材は人によって違うかもしれませんが、大きさに関しては人によっての差はそれほど大きくないと思います。
しかし、沼津市でかき揚げというとその大きさに驚く人も多いです。
沼津市のかき揚げは形が違います。
断面は確かに丸いかもしれませんが、その形は大きな円柱型でかき揚げがタワーになっているのです。
沼津市で水揚げされたエビなどの海産物と野菜が重なり合い、大きなかき揚げとなっているので重量も普通のかき揚げとは比べ物にならないでしょう。
かき揚げタワーのお店
沼津市名物の大きなかき揚げタワーを作るお店が「魚河岸 丸天」です。
沼津市内に3店舗、富士市に1店舗を構えるお店で、その大きなかき揚げはメディアでも大きく取り上げられ話題となっています。
この巨大な海鮮かき揚げは特許を取得しているので、「魚河岸 丸天」でしか食べることができません。
いざ注文してかき揚げが運ばれてくると、その大きさに声を出して驚く観光客も多いです。
大きいので食べにくそうと感じますが、崩しながら食べれば問題ありません。
かき揚げの中には大ぶりのエビやホタテが入っており食べ応えも抜群です。
食感も具材も文句なしに美味しいのですが、ボリュームがあるので小食の人は食べきれない可能性があるのでシェアしながら食べることをおすすめします。
天丼はこの大きなかき揚げがご飯の上にそびえ立つように盛られています。
普通の天丼とは違い、天丼のつゆが別皿に盛られて運ばれてくるため、かき揚げに少しずつつゆをかけながら食べ進めるなど、自分好みに食べることができるでしょう。
巨大かき揚げを求めて連日多くの観光客や地元民が魚河岸 丸天まで訪れるので、曜日によっては行列ができる可能性もあります。
待つことなくかき揚げを食べるためには、早めの来店かお昼時間を避けて来店してみましょう。
沼津港のかき揚げについて紹介してきました。
沼津港や沼津市内でかき揚げを食べられるお店は丸天だけではありませんが、やはり巨大かき揚げのインパクトは大きいです。
沼津市に足を運ぶ際には巨大かき揚げや沼津市で水揚げされた海産物に舌鼓を打ちましょう。