介護施設を調べている時に病気でも入れるか不安になる方は多いでしょう。
実際、病気を患っている際に入居できるケースは非常に少ないです。
しかし、介護施設の中には病気でも受け入れをしてくれるところもあります。
今回は、どんな介護施設が病気でも受け入れてくれるのか見ていきましょう。
病気でも入居できる介護施設
病気の状態でも介護が必要になる場合はあります。
介護施設の中には要介護認定が3以上であれば、病気の場合でも入居できる施設があるので、病気でも入居できる介護施設を4つご紹介していきましょう。
特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームは、認知症を患っている方や特定疾病で要介護認定を受けた方を受け入れています。
病気の影響で体に障害が出た場合に限りますが、介護が必要な方は入居することが可能です。
介護老人保健施設
入院生活をしていた高齢者がリハビリや医療ケアを行いながら在宅復帰を目指す施設なので、医療設備が整っていることが特徴です。
しかし入居しても半年までしか入居できないため、長期間過ごすことはできません。
民間業者が経営している有料老人ホーム
民間の有料介護施設は、夜間に看護師が在中している場合や提携する医療機関がある場合は、病気の方でも入居可能です。
しかし病気の種類によっては受け入れることができず、病院に移動になる可能性もあります。
また病気中の看護費用もかかるため、費用が多くなる点は大きなデメリットと言えるでしょう。
介護療養型医療施設
重度の要介護認定を受けた人が医療処置やリハビリを受けられる施設が、介護療養医療施設です。
医療法人団体が運営しているため看護師が他の介護施設よりも手厚く、看護費用の負担が少ない点がメリットと言えます。
介護施設に入居中病気に罹った場合は?
入居中に病気に罹った場合、多くの介護施設は医療処置ができないため近くの病院に入院することを勧められます。
しかし、入院中も月額の利用費がかかるため、利用していた介護者は退所させられる場合もあるのです。
病気でも入居を続けたい場合は、介護療養型医療施設か特別養護老人ホームを選択すると良いでしょう。
これらの介護施設は、特定疾病を抱えた介護が必要な方も受け入れているためです。
しかし、介護医療施設は病状が回復したら別の施設に入居を依頼される場合があるので注意が必要です。
病気の場合でも受け入れることが可能な介護施設は全国でも少ないため、現在も介護を必要している方が自宅や病院で過ごしています。
今回ご紹介した場所は競争率が高いので、入居できない可能性があるのを把握した上で申し込みを行いましょう。
検討している介護施設が病気でも受け入れてくれるか不安な場合は、一度問い合わせてみることをおすすめします。