10月の連休に輪島市に行ってきました。🚘
東日本大震災の際は、TVも見ることが出来ず、募金箱を見ると寄付していた息子が、「我が身にもいつ起こるかもしれないから」と・・・
災害を見るとつらいと涙をぬぐっていたのですが、心境の変化ですかね。
割と呑気な私。
事前情報もなく、行く先もよく分からず輪島駅に到着。
途中の道は、クネクネと迂回路が有ったり、なんだか乗り心地が良くありません。
おちおち居眠りばかりも出来ず、「やっぱりネクスコ中日本は凄いね。道がちがうね~」と呑気に言ったら、「良くここまで通れるように直してくれたよ!」と。
1月1日の能登半島の地震から半年以上が経過しているため、私の頭は恥ずかしいことに事の重大さを失念していました。
駅前のロータリー?駐車場は地面が平らではありません。
閑散とした駅前も小さなお土産屋さんのみ。
交差点の片隅には、9月の大雨の際の泥が残っていたり、信号機は曲がっていたり・・・
あちこちの家には「危険」の張り紙やブルーシートが・・・
少し車で移動したら、地震で倒れたビルがそのまま。
訪れた人?偶然通った?達が、写真を撮っていきます。
皮肉なことに、観光地のようです。(私もですが)
朝市も焼野原、爆撃でも受けたかのよう~
その後、倒れたビルの近くの銭湯へ・・・
入り口では、住所やお名前を聞かれている高齢者の方がいました。(多分、行政が関わっている)
私たちは「県外の方ですよね」と聞かれ、入浴料を払い中へ。(470円安っ!)
1階は基礎が見える???(多分、床を剝がして乾かしていると後で気付く)
浴室の中では、ご近所さんの会話が耳に入ります。
「あらから久しぶりにこれたよ」
「地震は片付ければいいけど、水はタチ悪いね~」
「洗って乾かさないといけない」
なるほど・・・
「嫁の車はダメだったよ。娘のは何とか助かったけど」
大地震の後、片付けもままならないところへの大雨!!
こんなに酷いとは…
「少しでもこの現状をみんなに知らせて」と息子から頼まれましたので、1つの方法としてブログに書かせて頂きました。
少しでもお金を落としたくてもお店が営業していない。
出来る応援は何でしょう?
「ふるさと納税」でしょうか?
何かしらで応援していきたいと思いました。
それにしても、この地方の高齢者の方たちはどうしているのか?とても気がかりです。
(介護情報でなくて(。-人-。) ゴメンネ )