こんにちは。
今回のブログでは認知症新薬「レカネマブ」についての第四弾をお話ししたいと思います。
認知症新薬の「レカネマブ」についての内容も第四弾となりました。
過去ブログは↓こちらから
その1
https://shizuoka-roujinhome.jp/blog/blog-45583/
その2
https://shizuoka-roujinhome.jp/blog/blog-46816/
その3
https://shizuoka-roujinhome.jp/blog/blog-47193/
今回のその4では「レカネマブ」の懸念点についてになります。
現在「レカネマブ」は点滴で投与となります。
そして「レカネマブ」を投与できる病院が限られているため、自宅近くで受けられるのかどうかという問題が出てきます。
「レカネマブ」を投与できる病院は①認知症疾患の診断・治療に精通している常勤医師が複数人いる、②一定条件を満たしたMRIがあるなど、ある程度大きな総合病院に限定されてしまうという現状があります。
従って高齢化が深刻な中山間地域ほど、現実的に治療を受けにくいという事になります。
また、気になる「レカネマブ」の値段ですが、1年で298万円と発表されました。
この298万円を医療保険内の1~3割で利用が出来ます。
従って医療費1割の方は1ヵ月約2.5万円、3割の方は約7.5万円となります。
これだけを見るとまだまだ高価格ですね。
以上から受けられる医療機関が限定的であること、価格が高いこと、こちらの2点から世の中に浸透していくのには時間が掛かりそうですね。
今後新しい「レカネマブ」のニュースがありましたら引き続きお伝えしていきたいと思います。
認知症に関するご相談がありましたらお気軽にしずなび介護なびにご相談下さい。
ご相談お待ちしております。
しずなび介護なび 静岡県東部エリアリーダー 杉山