終の棲家にもなり得る老人ホームは、かなり慎重に選ばなくてはなりません。
しかし、場合によっては悪質な老人ホームであったり、
サービスには何の問題もないものの、人間関係などのトラブルによって退去することになる場合もあります。
老人ホームを退去する場合には、入居する時と同様に何か費用を支払わなければならないのでしょうか?
今回は老人ホームの退去を検討されている方が気になる、退去時の費用についてご紹介します。
老人ホームに入居する時に費用が必要なのはご存知の方も多いかと思いますが、
退去時に何か費用を支払わなくてはいけないのかどうか分からないという方も多いでしょう。
実は、退去する際にも費用が必要となります。
特に多く見られる費用として原状回復のための費用がみられます。
通常の賃貸物件の場合、入居する際に敷金が支払われ、大家さんや物件の管理会社はその敷金を元に退去後は原状回復を行います。
老人ホームの場合、敷金を入居する際に支払わない代わりに、退去する際に傷や破損、紛失等がないかをチェックします。
もし原状回復が必要であればお金を支払ってもらうという形になるのです。
老人ホームで上記のような原状回復にかかる費用を請求された場合、
どれくらいかかるのか不安に感じる方もいらっしゃるかと思います。
ただ最初の契約の時点で退去に関する費用負担についての項目が必ず掲載されているのでチェックするようにしましょう。
原状回復は入居時の部屋の使い方によっても異なります。
例えばたくさん傷や凹みなどがあればその分原状回復にかかる費用も多くなりますし、逆にほとんど傷などがなければ原状回復にかかる費用は少額、もしくは費用がかからないこともあります。
基本的には「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」に従いチェックが行われ、老人ホームの経年劣化は費用負担になりません。
そのため備品が壊れてしまっていたり、あまりにも汚れがヒドい状態など以外は、費用を請求されない可能性も高くなります。
老人ホームには退去する際に費用がかかり、その費用のほとんどは原状回復に使用されるものだということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
経年劣化による傷や汚れに関しては負担する必要はないものの、大きな傷やヒドい汚れなどがある場合は原状回復の費用を請求されてしまう可能性があるので、あらかじめ費用がかかるという想定で準備を進めておくと良いでしょう。
静岡県西部(浜松市・磐田市・掛川市・袋井市・湖西市) 大隅 雅士
しずなび介護なび 静岡県西部担当 大隅雅士です。 静岡県西部の介護施設のことならお任せください。 お客様に適した介護施設を提案し、ご一緒に見学をし、より良い暮らしをしていただけるようにご案内いたします。
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