介護施設は、人手不足が深刻化しています。
人手不足が深刻化している背景には、経営状態の悪化もあるのです。
経営状態が悪化している介護施設だと、深刻な人手不足も解消できないままになってしまい、介護職員への負担がどんどん大きくなってしまいます。
そして、退職する介護職員が多くなっていき、介護施設の運営が困難になるという悪循環に陥っている介護施設もあります。
今回は、そんな介護施設の経営状態を知るためのヒントをご紹介しましょう。
介護施設でかかる費用は、介護報酬で賄うことになっています。
しかし、介護報酬の上限は決まっているため、必要な介護を全て提供できないという実態があります。
そのような場合は、介助者自身の自己負担で介助を受けることになりますが、生活保護を受けている人などは支払いが難しいケースも少なくありません。
それでも介助がなければ生活ができないため、介護施設が無償サービスとして行わなければいけないという状況は当たり前になりつつあります。
無償サービスを人件費に換算すると、10万円以上を介護施設が持ち出さなければいけない場合もあると言います。
介護施設が無償で提供しているものの中には、失禁してしまった時の汚れを最小限に抑える防水シートなどがありますが、介護職員の負担を軽減するためには必要な出費だと言わざるを得ないのです。
そのような出費がかさんでしまうと、介護施設の経営状態は悪化していきます。
経営状態が悪化している介護施設でも、一見すると綺麗で設備が整っているように見える場合もありますが、内部を知らないと後悔してしまう可能性があります。
介護施設の経営状態を知るためには、介護職員の勤続年数がどのくらいか、研修はどのようなことをやっているのかなどを確認してみると良いでしょう。
入居者のことを考えた介護を提供している介護施設では、介護職員への研修や配慮もきちんとしています。
また、勤続年数が長い介護職員が多いということは、介護施設自体の環境が変わりにくく、過ごしやすいと考えられます。
終の棲家として落ち着いた生活をしたいと考えている人ほど、介護施設の状況を把握することは重要なポイントになるのです。
なぜかというと、経営状態が悪化している介護施設は閉鎖してしまう可能性も高くなってしまい、他の介護施設への転居を余儀なくされてしまうリスクが高いからです。
介護施設の経営状況は、簡単に把握することができません。
しかし、介護職員の勤続年数がどのくらいか、研修はどのようなことをやっているのかなどを確認することで、状況を知る指標になります。
入居予定の介護施設がある場合は、介護職員の様子などを確認してみることをおすすめします。
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