老人ホームでショートステイはできる?

投稿日: 変更日:

在宅介護を続けている中で、仕事・家庭の用事や介護者の体調不良などで一時的に介護ができないこともあるでしょう。
そんな時には、短期間施設で介護サービスを受けられる「ショートステイ」が便利ですが、老人ホームでも利用できるのでしょうか?
ここでは、老人ホームでショートステイが利用できるかどうかを解説します。

ショートステイの種類

結論から述べると、老人ホームでのショートステイの利用は可能で、中でも介護保険制度を利用するショートステイは人気が高いです。
介護度に応じた補助が出る介護保険制度を利用すれば、比較的安い価格でサービスを受けられるためです。
ショートステイには、日常生活に必要な介護サービスを受ける「短期入所生活介護」と、医療ケアやリハビリなどの医療サービスを受ける「短期入所療養介護」の2種類があります。

介護保険が適用されるショートステイの場合

要介護1~5を受けた高齢者と、特定疾病で要介護認定を受けた40歳~64歳までの方を利用対象としています。
それぞれ老人ホームを利用できる日数は1回あたり連続30日と定められており、介護度によって保険内で利用できる日数が変わるので注意しましょう。

介護保険制度を適用しない場合

有料老人ホームのショートステイを利用しますが、介護保険のプランが関係ないため自立した人から要介護5の方まで利用できる点が特徴です。
介護保険制度を利用したショートステイを比べると費用が高い傾向にありますが、老人ホームそれぞれが多様なサービスを提供しているため自分に必要なプランを選べる点もメリットと言えるでしょう。

ショートステイ利用までの流れ

介護保険を利用する場合は、ケアマネジャーに相談して介護プランに組み込んでもらい、施設の空き状況を確認します。
保険適用外の場合は、検討している有料老人ホームに直接空き状況を問い合わせましょう。
その後はいずれも同じ流れとなりますが、見積り・介護サービス内容の確認を行い、施設訪問・見学を経て契約完了すればショートステイが利用できます。
介護保険適用のショートステイは人気が高く予約が取りにくい場合もあるので、なるべく早めに余裕を持って予約するといいでしょう。

一時的に介護できなくなった場合、老人ホームのショートステイを利用すれば要介護者・介護者両方の負担を軽減できます。
介護度によって利用できる老人ホームが変わるので、ケアマネジャーや老人ホームに相談して自分に合った施設を探しましょう。

しずなび介護なび 相談員

しずなび介護なび しずなび株式会社

静岡県密着!創業30年。地域一番の情報量 静岡県の老人ホーム・介護施設なら、どんな老人ホーム・介護施設でもご紹介可能です。老人ホーム・介護施設内の雰囲気や空室情報にいたるまでどんなことでもご相談下さい。

お問い合わせ先 0120-651-816