老人ホームに入居をしようと考えている方の中には、病院の消灯時間のように決まった時間になると電気が一斉に消え、入居者は全員眠らなくてはいけないと思っている方も少なからずいるでしょう。
ここでは、老人ホームの就寝時間や起床時間についてご紹介していきます。
老人ホームによっては就寝時間になる各階の共用スペースの電灯は消灯されますが、居室や大人数部屋などの個人スペースでは電灯を点けることが許可されている場所がほとんどです。
共用スペースの消灯時間は、施設によって違いはあるものの、20時~21時頃が基準とされています。
主に就寝時間を決めている施設は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設など、大人数が一緒に過ごしている部屋を持つ施設や、介護度の高い方が入居している老人ホームなどが多いです。
施設に住む入所者全員が健康で明るい暮らしを送るためには、決まった時間の就寝や起床、食事や入浴のスケジュールがきちんと組まれているのです。
しかし、一部の介護度の低い方が入居する老人ホームや、サービス付き高齢者住宅などでは、就寝や起床時間を定めていることはなく、自由な時間に就寝・起床・食事など行えます。
そのため、これまで自宅で暮らしてきた時と同じように自由度の高い暮らしを希望する方や、決まった時間に一斉に行動することが苦手な方は上記のような施設を視野に入れておくと良いでしょう。
ただし、就寝時間が特に設定されていない施設でも、常識外の深夜時間帯まで起きていたり昼夜逆転しているような場合は、健康面を考慮して施設側からの相談や指導が入る場合もあります。
就寝時間においては前述の通りですが、起床時間の決まりについては特に定められていない施設は多いです。
しかし、生活リズムを守る上で毎日目安となる時間を設定し、起きない時には朝の声掛けを行う施設もあります。
大人数の部屋の場合は、午前7時頃に起床するように決められていることが多いです。
老人ホームでは1日の生活スケジュールが決まっているため、入居者はその流れに沿って生活します。
施設での暮らしは集団生活が主体となるので、規則正しい生活を行い健康で生き生きと過ごすためにも、ある程度の就寝時間や起床時間が定められているのです。
入居当初は守れなくても徐々に生活するうちに慣れていくことができるので、就寝時間や起床時間のことを気にするよりも、老人ホームで楽しく生活を送れるようにすることが大切です。
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