人生の幕が下りるまで住み続けようと考えている方にとって、老人ホームは終の棲家と言えるでしょう。
そのため、老人ホーム選びを行う際にはかなり慎重に行う必要があります。
しかし、場合によっては悪質な老人ホームに入居してしまったり、サービスには問題なくても人間関係のいざこざによって退去を余儀なくする場合もあります。
今回は、老人ホームの退去時の手続きや費用についてご紹介しましょう。
老人ホームの退去の手続きを行う際には、次に住む場所を事前に決めて老人ホーム側に退去の旨を伝えます。
退去を決めたらなるべく早めに退去手続きを行いましょう。
また、老人ホームに入居した時に一時金を納めている場合は、退去時に返還されるお金がありますが、退去時のトラブルの原因になりやすいためしっかりと金額を確認してください。
老人ホームに入居する際には様々な費用がかかります。
その一方、退去の際にはどのような費用がかかるのか分からない方もいるでしょう。
実際、退去時にも費用が必要な場合が多く、特に大きくかかるのが原状回復のための費用です。
通常のアパートなどの賃貸物件の場合は、入居時に大家さんや管理会社に敷金を払う必要があります。
そして退去時は、入居時に支払った敷金が原状回復するための費用となります。
老人ホームの場合は、入居時に敷金を納める必要はありませんが、退去時に居室の傷や破損などがないかチェックした上で、もし原状回復させる必要があれば、その時点でお金を払うという契約を行うことが多いです。
老人ホームの退去時に原状回復の費用は実際にどれくらいかかるのか不安に思う方も多いでしょう。
原状回復にかかる費用は、入居していた時の部屋の使用具合によっても違いが生じます。
例として、壁などに多くの傷や凹みなどが見られれば、原状回復の費用がかさむでしょう。
また、その逆で部屋にほとんど傷もなく綺麗に使用されていた場合には原状回復費用は少ない額か、払う必要がない場合もあります。
さらに、老人ホーム内の設備の経年劣化は費用を負担する必要がありません。
老人ホームを退去する際には次に住む場所を決め、速やかに手続きを行いましょう。
そして、一時金の返還などをしっかりと確認することも忘れないようにしてください。
また、退去時にかかる費用のほとんどは原状回復のためのお金であり、経年劣化による傷や汚れは負担しなくても良い反面、自分が付けた傷や汚れなどがある場合は原状回復のための費用を請求されることが多いです。
老人ホームに入居する際には、事前に万が一のことも考え、退去時にかかる費用を用意しておくと安心です。
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