老人ホームは途中で退去することはできるの?

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実際に見学や体験入居を行い、納得した上で入居した老人ホームでも、住み続けると環境やスタッフの体制、サービス内容が思っていたものと違うと感じてしまうこともあるでしょう。
どうしても我慢できなくなり、今の老人ホームに住むことができなくなった場合は途中で退去して住み替えるという手段もあります。
ここでは、老人ホームの途中退去についてご説明しましょう。

すぐに退去を考えずに、まずは相談しよう

最初から退去することを考えて行動するのではなく、まずはその老人ホームの生活相談スタッフやケアマネジャー、
施設長に住み続けることができなくなった悩み・理由を相談
してみてください。
直接老人ホームのスタッフに相談しづらい場合は、外部のホーム運営会社などに相談する方法もあります。
悩みや退去の理由を聞いてもらうことで、退去を考え直したくなるという場合もあるので、まずは相談してみましょう。

老人ホームを退去する場合は次に住む場所を決めておく

相談しても解決できなかった場合は、次に住む場所を決めます。
別の老人ホームや自宅など、住む場所が決まったら迅速に退去手続きを行いましょう。
次に住む予定の老人ホームの見学に行ける機会があれば、実際に自分の目でどんな施設なのかを確認してみてください。
その際には、次の老人ホームでは退去したいと思わないようにできるだけ複数のホームを見学し、自分の納得した生活が送れそうな施設を選びます。
現在の施設で悩んでいることが解決できるのかどうかをスタッフに相談すると良いでしょう。

老人ホームの退去時は金銭トラブルに注意する

退去の際に一番トラブルになりやすいのがお金についての問題です。
入居時に支払った入居一時金がどれだけ返還されるのかということや、原状回復費用の支払いの有無についても確認しておく必要があります。
これらは入居時に説明がありますが、再度確認しておくと良いでしょう。
また、退去申請は何ヶ月前までに行うのかを調べておきましょう。
居室の原状回復費用を負担する場合は、主に新たにドアや棚などを設置する際にかかります。
また、引越し先の施設での手続きは、これまでに老人ホームに入居した時と同じです。

老人ホームに住む前の段階で、途中で退去することを考えていては何も始まりません。
金銭的な負担をかけたくないという方は、入居一時金のない老人ホームを探してみると良いでしょう。
また、入居者本人が入居した施設に不安があるようならば、家族が入居者としっかりとコミュニケーションを取り、どのような生活を希望しているのかを聞いて本人が納得いくような老人ホームを選ぶことが重要です。

しずなび介護なび 相談員

しずなび介護なび しずなび株式会社

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