老人ホーム入居相談センターとは

老人ホームには様々な種類があります。
そのため、利用する際にはどんな施設が自分に最適なのか分からないという方も多いでしょう。
そんな時に役立つのが、民間が運営する老人ホーム入居相談センターをはじめとする機関です。
今回は、老人ホームの入居相談センターについて詳しくご紹介しましょう。

老人ホームの入居相談とはどのようなもの？

老人ホームの入居相談センターでは、利用者の希望に沿った老人ホームを紹介してくれます。
入居相談窓口によっては、利用者の経済状況や身体的な状況を親身に聞いて最も適した老人ホームを紹介し、見学の際の付き添いまで行うところもあります。

民間の老人ホーム入居相談センターのメリットとは？

老人ホームには様々な種類があり、公共介護施設では「特別養護老人ホーム」「ケアハウス」などが存在します。
また、民間施設では「介護付き有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」などがあり、利用者の状況によっては、自立を目指す老人に向けた「サービス付き高齢者向け住宅」なども活用できます。
このような高齢者の状況やニーズに合った様々な種類の老人ホームや入居施設では、それぞれの特徴も異なることから、高齢者なら誰でも入居できるというわけではありません。
また、これらの特徴を十分理解して自分に合った老人ホームを選択することは時間もかかる上に非常に難しいです。
そんな方のために老人ホームの入居相談センターでは、利用者の希望や要望を聞きながらどの老人ホームが一番向いているのかなどを教えてもらうことができるため、老人ホーム選びにおいての強い味方となるでしょう。

公共の高齢者総合相談センターと民間の老人ホーム入居相談センターの違い

民間が運営する老人ホーム入居相談センター

基本的に公共の窓口のような地域の施設情報だけではなく、全国規模の施設情報を持っています。
その中から利用者に最も適した施設を無料で紹介してくれることが多く、家を借りる際に不動産屋に行くような感覚で気軽に相談できます。
また、ほとんどの民間老人ホームの入居相談センターでは、紹介先の老人ホームからの紹介料で運営されています。
つまり、提携の老人ホームが少ないと紹介できる施設も少なくなるのが難点です。
民間の老人ホーム入居相談センターに相談しようと考えている場合は、どのくらいの情報を持っているのかを知っておくと良いでしょう。

公共の高齢者総合相談センター

高齢者総合相談センターでは施設の評判や推薦する施設の紹介はしてもらえません。

老人ホームの入居相談は、民間の入居相談センターや公共の高齢者総合センター、ケアマネジャーなど様々な機関で行うことができます。
それぞれの特徴に違いはありますが、どれもほぼ無料で相談可能であるためいくつか利用を検討してみると良いでしょう。