レクリエーションのイメージが変わりました!

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中部エリア相談員の山本です。

今回は施設のレクリエーションを見学した時のことです。

私は施設の見学数の割に実際のレクリエーションを見たことが少なく、レクリエーションの時間と見学のタイミングさえ合わせる意識が低かったと思います。

楽しんで参加する方も少ないし、参加しない人は部屋で過ごす、その場で自由に動いている人もいたので「それなら見なくても良いかな」という考えもあり、

面談でお客様へ施設提案する時もレクリエーションを求められる事が少なかった事で、勝手に必要性は自分の中で低いものになっていました。

 

そんな時、丁度、お客様の見学同行(ご本人・娘様)で施設へ訪れた日、玄関に入る前から「昭和の歌謡曲」が大音量で流されています。

玄関から面談室に通され職員から施設説明を聞いている時から既にお客様と気になっていたので、説明が終わり次第、その気になる場所へ案内してもらいました。

そこは大きな食堂で、簡易的な舞台が設けられレクリエーションの真最中、利用者だけでも40人以上、間近で見るとライブ会場にいる様な規模間で熱気も雰囲気もあります。

持たされたペンライトを振る女性が多数、それに応える女子高生姿に扮した男性職員の方との距離感も近く、大音量の影響もあって衝撃を感じました。

利用者一人ひとりの表情も豊かで、一緒に歌う、踊る、職員が盛り上げてそれに応える姿は、私が勝手に想像していたレクリエーションのイメージと完全に異なります。

見学にお連れしたお客様(ご本人)も「すごい!通っているデイサービスと笑顔の多さや雰囲気が全然違う」と感動していました。

女子高生役の若い男性職員は「色々事情があって元気ない人もいるけど、その時だけでも笑ってくれれば・・・」と、その言葉に私も少し感動です。

 

見学後の駐車場では娘様から「金額を心配して家族の希望を押付けたけど、レクリエーションで施設の雰囲気を見るのってすごく大事なんですね・・・」と。

レクリエーションのタイミングに合わせたつもりはなかったものの、これがきっかけで娘さんと自分のレクリエーションのイメージが大きく変わりました。

このお客様は身体状況の変化、希望エリアの変更もあって、結局は他の施設へ入居する事になりましたが、その時の見学でもソフト面を率先して質問されていました。

金額や設備なども大事ですが、レクリエーションを通じ職員や入居者の普段の表情から施設の良し悪しを確認できる事もあります。

「対応が良いと聞いたが説明と違った」「少し高くても引っ越したい」という失敗話は当社に相談に来られるお客様からよく聞きます。

せっかくの施設探しを失敗しないためにも、パンフレットから伝わらない部分はどんどんご質問ください。

 

しずなび介護なび 中部エリア相談員 山本

しずなび介護なび 相談員

中部エリア 山本 健介

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