皆さん、こんにちは。静岡県で老人ホームの施設紹介を行っている中部エリア相談員の米田です。
今回は、先日私が受けた歯科クリニックでの口腔機能検査についてお話ししたいと思います。
この検査は、特に高齢者の皆さんにとって非常に重要なものであり、健康な生活をサポートするための一助となります。
口腔機能検査とは、口の中の機能を総合的にチェックする検査です。
具体的には、咬む力、舌の力、唇と舌の動き、嚙み砕く力などを評価します。
これらの機能が低下すると、食事がしにくくなったり、誤嚥(ごえん)を引き起こしたりするリスクが高まります。
高齢者の皆さんにとって、これらの問題は健康に直結するため、定期的なチェックが重要です。
まず、咬む力についてです。
咬む力が弱くなると、食べ物をしっかりと噛み砕くことができなくなります。
これにより、消化不良や栄養不足を引き起こす可能性があります。
歯科クリニックでは、専用の機器を使って咬む力を測定し、必要に応じてトレーニングや治療を行います。
次に、舌の力と動きについてです。
舌は食べ物を口の中で移動させたり、飲み込む際に重要な役割を果たします。
舌の力が弱くなると、食べ物をうまく飲み込むことができず、誤嚥のリスクが高まります。
舌の力を測定することで、適切なリハビリやトレーニングを行うことができます。
上あごと舌の間に機具(ソフトゴム?)を咥えて、「力いっぱい舌で挟んで~」でした。( ´∀` )
また、唇と舌の動きも重要です。
唇と舌の動きがスムーズでないと、発音が不明瞭になったり、食べ物を口からこぼしてしまうことがあります。
これらの動きをチェックすることで、日常生活でのコミュニケーションや食事の質を向上させることができます。
これは「パ、パ、パ・・・」と言って下さい~「はい、スタート!」で計測。
次は「た」です。一定時間内の回数を数えます。
あともう一つは「??」忘れましたが、クリア(笑)
最後に、嚙み砕く力についてです。
嚙み砕く力が低下すると、硬い食べ物を避けるようになり、食事のバリエーションが減ってしまいます。
これにより、栄養バランスが偏ることがあります。
嚙み砕く力を測定し、必要に応じて補助具やトレーニングを行うことで、食事の楽しみを取り戻すことができます。
検査用グミを20秒ほど噛み砕きます。
その後、水を含んでコップへ掃き出して、それの糖分を計測します。
何しろ初めての事で、こんな検査が有ったのかと笑えるやら、関心するやらの検査でした。
結果、私はまだまだ大丈夫でした。
現在の状態を知るために試しに行ったのですが、やって良かったと思っています。
口腔機能検査は、これらの機能を総合的に評価し、健康な生活をサポートするための重要な検査です。
高齢者の皆さんには、ぜひ定期的にこの検査を受けていただき、健康な口腔機能を維持していただきたいと思います。
私たち「しずなび介護なび」では、老人ホームの紹介だけでなく、皆さんの健康をサポートする情報も提供しています。
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健康で充実した生活を送るために、一緒に頑張りましょう。