こんにちは!
もうすぐ3月です。
新社会人としての1年間はあと1ヶ月で終わります。
全力疾走で駆け抜けてきましたが、3月は、来年度につながるような動きができればよいなと思います。
3月、4月といえば、人の異動が多く、別れもあれば出会いもあります。
社内でもちらほら関連する情報を耳にします。
あの人がいつもいる、この人がいつもいることは当たり前ではないと強く感じます。
“当たり前”ってなんだろう?
そんな疑問が私の中で浮かんできます。
私は、「“当たり前”って実は無いのではないか」と思います。
“当たり前”の基準は、人によって違います。
この人にはできて自分はできない、逆に自分ができて他の人はなぜかできないなんて話はよくあります。
私の妹は、1度通った道は覚えています。
一方、私は何回も通ってやっと覚えます。
そのため、なんで覚えられないの?なんていわれてしまいますが…!(笑)
「朝起きて朝日を見ることができる」「食事が3食食べることができる」それは“当たり前”でしょうか?
“当たり前”に目を向けてみることで自分に「できること」が沢山あることに気づきました。
介護施設ではそういった「できること」に目を向けて介護をしていることが多いです。
「できること」は自分でやって、「できない」部分をサポートします。
「できないこと」よりも「できること」に目を向けた方が楽しくなります。
1回でできなくても何回か通って道を覚えることができるなら「道を覚えることができること」に変わります。
最初の話に戻りますが、最近知り合った方から「袖振り合うも多生の縁」という言葉を教えていただきました。
出会ったすべての人に前世からの深いご縁があるかもしれないという素敵な言葉ですね。
これは人に対する言葉ですが、モノやコトにもつながると思います。
人との出会い、今あること・できることに目を向けて日々過ごしていきたいと思います。
中部エリア相談員 西村 紗弥