ご入居者様情報
- 静岡市在住・80才・女性・T子様
- 要介護3・負担割合1割
- デイサービスに週4~5回、楽しみにしている
- アルツハイマー型認知症。最近進んだよう。夜中に寝ずに起きていて、うろうろしたり、色々な人に電話を掛けたりする。
- ショートステイも楽しみ
- デイサービスに行く日は、お迎えが待ちきれなくて鍵をガチャガチャしている
- キーパーソン(KP)はご長男の嫁(日ごろから気にかけ面倒をみている)
※KP=キーパーソン。主たる介護者。決める人。
ご入居事例
居宅のケアマネジャーさんから、施設入居を検討している方がいると一報。
その後、フェイスシートやサービス担当者会議の要点等々の資料を頂き、ケアマネジャーさんと一緒にKP様に訪問面談。
※フェイスシート:医療・福祉分野で援助を目的に、施設などの利用者の「氏名」「年齢」「健康状態」などの基本データをまとめた用紙。
先に大体の概要を伺っていたので、空きの有る施設の資料を持参。
まずは当社版「老人ホームガイドブック」にて施設の種類や違いをご説明。
「認知症だからグループホームがいいんじゃない?」とご主人が言っていたと。
ですが、デイサービスが好きで楽しいとのことだったので、デイサービスを利用しながら生活する住宅型有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)もご提案。
但し、一人の時間が長すぎたり、身の回りのこと(洗濯、掃除、服選び等)を自分でやる量が多い所は、介護保険サービスの上限を超えて自費負担が多く成りそうなので排除。
ご提案の施設パンフレットを置いて来ました。
その後、葵区のグループホームと駿河区のサ高住を見学。
KP様、膝が悪く早々にお世話をすることが大変になり、手術のご予定も有りで施設入居をご検討。
そのため、ご本人様がデイサービスに行っている時にご自宅までお迎え。
2つの施設を見て、タイプの違いも分かったのですが、「どちらもいい~」と迷い迷い結論が出ず、後日ご主人様と再度見学に。
結果、併設のデイサービスを365日利用して生活するサービス付き高齢者向け住宅「ふるさとホーム駿河」をご選択、ご入居となりました、
ケアマネジャーさんも変わることなく、今まで通りケアプランを作成して頂いての生活です。
見慣れた人達(施設入居者だけが利用するデイサービス)との生活に慣れて、楽しく生活して頂ければいいなと思っています。
立派なご自宅ですが、ドアノブが壊されていましたが、これでやっと玄関ドアの修理もされることでしょう(笑)結構高額なんです。
認知症だからとグループホームではなく、その方の生活や性格も大事に考えてのご提案を心掛けています。
しずなび介護なび 静岡県中部エリア相談員 米田でした。