最近の暑さでめげている、しずなび介護なび井上です。
今回で14回目になります、住まい×介護×医療展に行ってきました(今月2回目の東京行きです)。
例年は国際展示場だったのですが、今回はりんかい線東京テレポート駅近くの国際展示場会場となっていました。
新幹線を品川で降り、山手線で一駅の大崎駅からりんかい線と言う流れで、静岡駅から1時間30分という近さです。
・・・普段の通勤と変わらない・・・???しかしフジテレビ目指すお子様連れが多く混んでいてびっくりでした。
約130社が出展しており、それぞれがテーマに即したプレゼンをしておりました。
人材、在宅医療、栄養サポート、高齢者住宅、介護予防、介護テクノロジー等ありましたが、介護予防の様々なテーマや介護のIOT,ICT活用が目を引きました。
そのあたりのブースも興味深かったのですが、今回は数ある中で3つに絞り込み座談会やセミナーを中心に参加しました。
①地域包括ケアにける住宅メーカーの役割
②高齢者住宅運営会社と紹介センターの理想的な提携関係(運営会社にとって良い紹介センターとは)
③誰も書かなかった老人ホーム
②が今回の楽しみであり、一番興味があった内容でした。
大手の高齢者住宅運営会社の営業責任者や役員がいらしていたのですが、全員旧知の方々だったので挨拶と共に静岡県への出店をお願いしました!
(お一人はセキスイハイムでお家を建てたそうです・・・感謝)
紹介会社も老舗やWEB大手が参加しており、これまたご挨拶してましりました。
いろいろなパネルでの話がありましたが、首都圏の紹介センターは現在250社くらいあること(驚き)。
各運営会社は新規の紹介会社との契約は中止しているらしく、理由は長く続くところが少ない(1年未満での廃業多い)ので紹介実績ベースで契約しているようです。
宅建の必要な不動産とは違い、資格のいらない業界なので安易に参入がある反面、うまくいかずに即止めるところも多いという事です。
つまりまともに動いている紹介センターは首都圏でも20~30社のようです。
ただそれらの運営会社様のご入居された契約の内、紹介センター経由が平均で50%くらいなので、やはり首都圏での施設探しやご入居は紹介センターが主であることを再認識しました。
また興味深いテーマだったのは、施設運営会社からみた紹介センターの意見として
ニチイケアホーム様では73施設で入居2か月後にお客様アンケートをとっており、その中で紹介センターの部分として、「他の施設も見る事ができ比較検討できてよかった!」という意見や
322施設運営しているベネッセ様からは、最近施設の事を知らずに紹介してくる会社もあり、きちんと施設の特徴など話してきてから見学に来てほしいという要望や、入居後のフォローもお願いしたという意見ありました。
その他いろいろ参考になり勉強しましたが
しずなび介護なびのように相談員9名全員が初任者研修終了とか、資金力と知名度があるところは他には少ないなと感じる反面
長く続けることが社会的責任であることを肝に銘じ、長く続けるには信用を得る事であり、信用得るには真面目にきちんと仕事することと再認識しました。
今回のセミナーを通してやるべきことがはっきりしました!